世界は、ますます不確実性の高い状況を迎え、グローバルにビジネスを展開する皆さんは、それへの対応に気を遣う年になりそうです。

 

米国では、化学物質規制に大きな役割を担うはずのEPA(環境保護庁)が大きく改変されるという情報もあります。但し、これは連邦レベルでの動きであり、これまでの化学物質規制がなくなるとかいうものではありません。米国では州の権限が強いため、州毎の規制に差が拡大すれば、企業としてはより多くの対応負荷が発生するという面もあります。

 

一方で、環境規制のリーダーシップをとってきた欧州連合(EU)でも、政治状況が不安定さを増し、従来路線が大きく変わってくる可能性があります。事業者にとっては改正REACHがどうなるのか、サーキュラーエコノミーはどのように具体的政策に落とし込まれるのか、大変気になるところです。 

 

皆様のお役に立てるよう、関係者一同 気持ちを新たに 取り組んでまいります。

  • chemSHERPAスキームのアジア市場展開 (タイ、ベトナム、台湾)
  • 欧州規制動向のウォッチング (EU-BPR、GB-BPR、サーキュラーエコノミー、CBAM関連)
  • 北米環境規制動向ウォッチング  (EPA、個別州規制)